この離職票をハローワークに持って行って、失業保険の申請をすることになるのですが、さてこの離職票はどのように作られているのでしょうか。
会社をやめた 離職理由の決められ方 離職票のつくられ方
出典:ぱくたそ |
【知っとこう!】離職票は、事業所が事業所住所の管轄のハローワークにまず持ってゆくことになります。
会社を辞めると、雇っていた事業所は事業所の管轄のハローワークに離職証明書を提出します。
この時に、ハローワークは、離職理由について、タイムカードや、賃金台帳などの資料をもとに確認します。この時に、離職票に書かれてある、「自己都合」「契約期間の満了」「解雇」などの理由が決められます。
それを書いたものが離職票ー2と呼ばれるものになります。この離職票ー2は、3枚複写で、(最近は電子申請のものもあります)ハローワークの控えと、事業所控え、本人控えが作成され、そのうちの本人控えが、離職した人に渡されるのです。
この時に、ハローワークは、離職理由について、タイムカードや、賃金台帳などの資料をもとに確認します。この時に、離職票に書かれてある、「自己都合」「契約期間の満了」「解雇」などの理由が決められます。
それを書いたものが離職票ー2と呼ばれるものになります。この離職票ー2は、3枚複写で、(最近は電子申請のものもあります)ハローワークの控えと、事業所控え、本人控えが作成され、そのうちの本人控えが、離職した人に渡されるのです。
家事に専念するなど、本人が次の仕事に就くことを希望していない場合は、離職票が作成されない場合があります。この場合は、辞めた事業所に申請すれば作ってもらえます。
パートや派遣・請負は離職票をもらえないの?
正社員、契約社員、パート、請負、派遣など働き方には特に関係がありません。
失業保険は、20時間以上、31日以上働いている全ての人に掛けることが原則。
だから、雇用保険を掛けていた方は、離職票が作成されるし、その離職票を持って失業保険の手続きが出来ます。
離職理由に納得できない場合
このようにして作られた離職票が、辞めた方に渡される(郵送される)ことになります。
この離職票を持って今度は本人が本人の住民票住所の管轄のハローワークに失業保険の申し込みに行くことになります。
離職票に記載された離職理由に納得できれば問題ないのですが、納得できない場合は、失業保険の受付の際に、「離職理由に納得がいかない」と言えば良いのです。
この離職票を持って今度は本人が本人の住民票住所の管轄のハローワークに失業保険の申し込みに行くことになります。
離職票に記載された離職理由に納得できれば問題ないのですが、納得できない場合は、失業保険の受付の際に、「離職理由に納得がいかない」と言えば良いのです。
「納得いかない」場合は、その理由を聞いてくれます。この時に、納得いかないことについて証明する客観的資料があればハローワークでの話が早くなります。
失業保険の資格の決定
このように、まず会社に離職理由を聞いて、その後本人の申し出を聞いて判断して、離職理由が決まります。
これによって失業保険をもらえる期間が決まります。
これによって失業保険をもらえる期間が決まります。
会社都合にしてくれたら、みんなたくさんの失業保険がもらえるのに
そう考える方もいらっしゃると思いますが、残念ながらそうもいきません。
会社は、雇用者を雇う責任があり、そう簡単に会社都合で辞めてもらうわけにはいかないという原則があります。
そのために、誰かを雇った時にもらえる補助金が会社都合で辞めた人がいたら一定期間もらえなかったりということにもなります。誰でも会社都合で辞めらせた、ということにならないのは、不正をなくすための歯止めの効果もあると思いますが、同時に「会社都合で誰かを辞めらせたという風にでしたくない」という状況にもなっています。
自己都合退職に納得いかないならば
失業保険の手続きに行ったときに話をしてみましょう。
できるだけ、会社都合であることを証明できるものを用意するようにしましょう。
出来れば辞める前の6か月間程度は、給与明細や、タイムカードのコピーを準備するようにしましょう。タイムカードのコピーが難しいならば、スマホで写真を撮っておくなどでもいいですね。
【知っとこう!】客観的な証明(タイムカード、給与明細)などは、記録を保存しておこう。
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※失業保険は正確には、「雇用保険の失業給付」となりますが、一般的に「失業保険」と呼ばれますので、「失業保険」と表記させていただいています。
【加筆】2018.07
※失業保険は正確には、「雇用保険の失業給付」となりますが、一般的に「失業保険」と呼ばれますので、「失業保険」と表記させていただいています。
【加筆】2018.07
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