その基本手当の計算方法は、自己都合で辞めた時も、会社都合で辞めた時も変わりません。
さてそこで気になるのが、その基本手当の日額を何日分もらえるか、ということですね。
失業保険、もらえる日数は?私は何日分?
出典:ぱくたそ |
【知っとこう!】
失業保険をもらえる日数は大きく分けて2つあります
一般受給資格者と特定受給資格者と特定理由離職者
失業保険をもらえる日数は、一般求職者と特定受給資格者に大きく分かれます。
一般受給資格者
一般受給資格者というのは、自己都合や、契約期間の満了による離職、定年などある程度辞めることがわかっていた、もしくは、自分の都合でやめた場合です。
特定受給資格者
特定受給資格者というのは、会社の倒産、人員解雇など、一般の離職者より、緊急性が高い場合の離職者になります。支給日数も一般受給資格者より長くなります。
特定理由離職者
ここで、知っておきたいのが、この特定理由離職者です。例えば30日を超える病気治療、妊娠、出産育児、夫の転勤による離職など、自己都合で辞めた場合にも、条件に当てはまるならば、自己都合の3か月の給付制限にならずに支給が開始されることがあります。
- 妊娠、出産、育児等による離職
- 事業所の移転により通勤困難になった
- 結婚に伴う住所変更
などが自己都合から特定理由求職者になります。
特定理由求職者も、支給される日数は、一般求職者と同じになります。
特定理由求職者も、支給される日数は、一般求職者と同じになります。
一般受給資格者の給付日数
雇用保険をかけていた期間で、給付日数が違います。
10年未満 90日
10年以上20年未満 120日
20年以上 150日
特定受給資格者の給付日数(欠けていた期間と年齢により日数が変わってきます)
30歳未満
- 保険加入期間が1年未満 90日
- 1年以上5年未満 90日
- 5年以上10年未満 120日
- 10年以上20年未満 180日
- 20年以上 該当なし
30歳以上35歳未満
- 保険加入期間が1年未満 90日
- 1年以上5年未満 120日
- 5年以上10年未満 180日
- 10年以上20年未満 210日
- 20年以上 240日
35歳以上45歳未満
- 保険加入期間が1年未満 90日
- 1年以上5年未満 150日
- 5年以上10年未満 180日
- 10年以上20年未満 240日
- 20年以上 270日
45歳以上60歳未満
- 保険加入期間が1年未満 90日
- 1年以上5年未満 180日
- 5年以上10年未満 240日
- 10年以上20年未満 270日
- 20年以上 330日
60歳以上65歳未満
- 保険加入期間が1年未満 90日
- 1年以上5年未満 150日
- 5年以上10年未満 180日
- 10年以上20年未満 210日
- 20年以上 240日
【知っとこう!】
失業保険をもらえる日数は大きく分けて2つあります。特定受給資格者のほうが緊急性が高いと考えられ、支給日数も多くなっています。
***こちらのページもおすすめ***
職場が移転して会社を辞めた。これって自己都合?
妊娠・出産で会社をやめたら失業保険はどうなる?受給期間の延長手続
失業保険でもらえる額(基本手当の日額)
【知っとこう!】失業保険のもらい方
【知っとこう!】失業保険のもらい方(サイトマップ) copyrght(C)2017,tomosige kusunose
※失業保険は正確には、「雇用保険の失業給付」となりますが、
一般的に「失業保険」と呼ばれますので、
「失業保険」と表記させていただいています。
一般的に「失業保険」と呼ばれますので、
「失業保険」と表記させていただいています。
【加筆】2018.07
【知っとこう!】失業保険のもらい方(サイトマップ) copyrght(C)2017,tomosige kusunose
0 件のコメント:
コメントを投稿